不定詞の名詞的用法の表現
形式主語itを用いた文について解説します。
まず、以下の例文をみてみましょう。
To swim in this river is dangerous. 「この川で泳ぐことは、危険です。」
この文の主語は、不定詞の名詞的用法to swim「泳ぐこと」です。
しかし、この文では主語が長いのでdangerous「危険な」という一番言いたいこと(結論)が最後にきています。
英語ではこのような言い方はせず、言いたいこと(結論)を先に持ってくるので、長い主語は形式主語(仮主語)のitに置き換えて以下のように書きます。
It is dangerous to swim in this river. 「この川で泳ぐことは、危険です。」
また、本当の主語(真主語)のto swim in this riverは文の最後に置きます。
このように、英語は一番言いたいことや結論をできるだけ先に伝えるという文の構造をとり、そのために形式主語のitを用います。
逆に日本人は、理由や事例を先に述べて最後に結論を伝えます。文の構造もそれにあわせた形になっています。
形式主語itは長い真主語を文の後ろに持っていくために形式的に用いるだけで、日本語に訳さないので注意しましょう。
形式主語(it)や真主語という言葉が出てきましたが、まずIt is … to 〜 という文の形で「〜することは…です。」という意味になることを覚えておきましょう。



